口腔内ケアレッスン・スタート!

2021.9.7“読む”レッスン オフィシャルブログ

コロナ禍、マスク生活で、声を出す機会が減り、

「むせるようになった」「頬の内側を噛む」

「唾液が少なくなっている気がする」

「のどが乾燥する」「ほうれい線が目立つようになった」

などのお声を良く聞くようになりました。

 

そこで、お口の中、外を集中的にケアするために、

「口腔内ケアレッスン」を新しくスタートしました!

 

第1回目の9月5日日曜日は、NPO法人日本フィジカルボイス協会で認定をいただいた

「スマイルごっくん体操」を中心に口腔内のケアをしました。

始める前と後に、同じ「数を数える数息呼吸法」で、声を出しました。

 

終わってからの皆様の感想は

「唾液がたっぷり出るようになった」

「声が、民謡の歌手のように伸びるようになった」

「のどが開いた感じで呼吸が楽になった」

「気持ちよく歌が歌えそう」

効果を実感していただくことができました。

 

第1回目の内容の中から、唾液腺のマッサージをご紹介します。

唾液は、20歳くらいがピークで、1ℓ~1.5ℓ分泌されます。

しかし年齢と共に分泌量は減っていき、70代では半分以下になるそうです。

 

唾液は、

風邪やインフルエンザなどの感染症の予防

食べものの飲み込みを良くする

たんぱく質を分解し疲労回復

逆流性食道炎(むねやけ)の予防

細菌の繁殖を抑え、口腔内を清掃する(口内炎・歯周病・虫歯・口臭予防)

など、とても大切な役割をしています。

ぜひ、唾液腺のマッサージを日常のセルフケアに加えて、お口の中を潤しましょう。

 

●唾液腺は、耳下腺、顎下腺、舌下腺と、3か所あります。

それぞれの場所を 優しくマッサージをしましょう。

 

●舌の筋肉を鍛えて、滑舌を良くしたり、誤嚥性配線の予防にもなるエクササイズを沢山ご指導しますので、【口腔内ケアレッスン】ぜひご参加をお待ちしております。

 

➀耳下腺:耳の下、顎関節の辺りを優しく円を描くように10回くらいマッサージします。

 

➁顎下腺:顎の骨の下に両手の親指または揃えた4本指を当てて、耳に近い側から中心に向かって、5か所くらい優しく押しましょう。一か所につき5回行いましょう。

 

③舌下腺:顎の骨の中心の下に両手の親指を当てて、前方に親指を滑らせるように5回くらいマッサージしましょう。