ストレスや目の疲れに“印堂”のツボ

2021.9.11“読む”レッスン オフィシャルブログ

リモートでのお仕事だけでなく、レッスンやコンサートなどもオンライン配信が当たり前になって、画面を見ることが圧倒的に長くなっています。

 

目の疲れだけでなく、知らずにストレスを溜めてしまっていないでしょうか?

疲れたときに、机に肘をついて何気なく眉間のあたりに手を当てて目を閉じてため息をついたりしませんか?

 

これ、知らずにツボ押ししています。

 

ちょうど眉間の部分には、“印堂”というツボがあり、ストレスを緩和したり目の疲れを取るのによいと言われています。

ヨガでは印堂を第6チャクラと位置づけ、「第三の目」とも呼んでいます。

 

できたら下記の方法で、意識的に疲れをとるようにしてみてください。

 

①できれば椅子に座るなどリラックスできる姿勢で、片手の中指を中心に3本指の腹を眉間に当てて、押すのではなく、密着させるくらいの小さな圧を加えて目を閉じます

手が動かないように脇を締めて固定しましょう。

 

②息を吐きながら、5秒程度手の重さが眉間にかかるくらいの圧を加えていきます。

 

③指の腹が完全に皮膚から離れない程度に圧を緩めて息を吸います。
目は閉じたままです。

 

④ ②と③を数回繰り返します。行っているうちにズーンと目の奥の方に響いてくる感じがでてきます。

 

⑤最後は圧を加えないで10秒ほど眉間に指を当てたままゆったり呼吸して、リラックスしましょう。

 

⑥ゆっくりと指を離し、目を開けます。
目がパチッとよく開き、目の前が明るく感じるかと思います。

 

☆圧はごく軽く、皮膚と皮膚が吸盤のように吸い付いていく感じをイメージするとよいでしょう。

強くをかけると、刺激が強すぎてクラクラしてしまうこともありますので、疲れているときほど、やさしく密着させるようにしてみてくださいね。

 

☆目の疲れやストレス以外にも、印堂の位置の奥に副鼻腔があり、花粉症など鼻の症状にも効果的です。

鼻の症状には、少し上の方向に押し上げるように圧をかけてみてください。