喉の奥を柔らかくする発声法

2021.11.25“読む”レッスン オフィシャルブログ

私は今、声の勉強をしています。

きっかけは、オンラインレッスンをするようになって、マイクを通して聴きとりやすい声を出したい、そして聴いている生徒さんの心身の健康に良い影響を与えられる声を出せるようになりたいと思ったからです。

 

声の専門家の山崎広子先生にご縁をいただき、ご指導頂いています。

そして、声の奥深さを知りました。

 

声は一番聴くのは自分なので、良い声が出せているかどうかによって、自分自身の健康にも関わってきます。そして相手にも、声は無意識のうちに脳に取り込まれ、心身の健康に大きな影響を与えるそうです。

 

良い声とは、「オーセンティック・ヴォイス」と言って、自分が一番楽な声。自分の声を録音して、「この声が好きだな」と思える声をひたすら聴いて練習します。

それについてはまた後日。そのトレーニングの中で、喉の奥、「軟口蓋を引き上げる筋肉を鍛える方法」を教わりました。これによって、声が出しやすくなり、誤嚥性肺炎の予防になり、呼吸も楽になるそうです。

そこで10月の初めから、オンライン、対面クラスの皆様に、この発声法を実践していただいたところ、

「喘息気味だったが、一週間試したら全く咳が出なくなった」

「むせなくなった」

「寝る時にいつもせき込んでいたが、咳が出なくなった」

など、多くの効果のご報告をいただきました。

 

そのトレーニングは簡単。

 

声を出して「かっ かっ かっ」と続けます。

 

声を出して「こっ こっ こっ」と続けます。

 

声を出さないで同じように行います。

 

のどの奥の方を使っていることに気づくことと思います。

 

コロナ禍で、声を出す機会が減って、喉の奥が硬くなっている人が多いそうです。

気づいたときに

かっかっ こっこっ

 

是非続けてみてくださいね。