股関節痛、膝痛のケアに○○ゆすり

2019.1.31“読む”レッスン オフィシャルブログ

皆さんは普段の生活の中で、股関節や膝関節が支えている重さがどのくらいかご存知ですか?

 

自分の体重?

 

いえ、体重だけではないのです。

姿勢や動きによっては体重の何倍もの重さを支えています。

 

歩くだけでも2~3倍

ジャンプすると5~6倍

と言われています。

ご自身の体重で計算してみてください。

 

股関節や膝が痛むと歩くのが辛いですよね。

痛みがあると人は動きたくなくなるものですが、

股関節、膝関節は、体重をかけなければ意外と動ける場合が多いです。

動かないでいることは、かえって血流を悪くし、

老廃物を溜め込んで、痛みを増長する原因にもなり、負のスパイラルを起こします。

 

そこで、誰でも簡単に家でもできるセルフケア

 

「貧乏ゆすり」

 

ちょっと印象の悪い言葉ですが、揺すって細かい振動を与えることで、

関節内の血流や体液の流れを促し、身体を温める効果もあります。

しかもほとんど体重をかけません。

細かい動きは神経の活性化にも繋がります。

 

お行儀が悪いと思われるかもしれませんが、

家族にはリハビリ・エクササイズと説明して、姿勢を正してやってみてください。

普通の貧乏ゆすりとは違って見えますよ。

背骨にも振動が伝わり、全身の細胞が活き活きと動き出すのを

想像しながらやると、更に効果的ですよ。

 

両脚均等に動きますか?

どちらかが動きにくかったら、動きにくい方だけ多めに練習しましょう。

貧乏ゆすりは普通タテにゆすると思いますが、慣れてきたらヨコ揺れもやってみてください。

 

注意!

貧乏ゆすりでも関節が痛む時はムリをせず、中止してください。

 

 

 

 

(内山尚子)