元気を育てるレッスン
コロナ禍、マスク生活で、声を出す機会が減り、
「むせるようになった」「頬の内側を噛む」
「唾液が少なくなっている気がする」
「のどが乾燥する」「ほうれい線が目立つようになった」
などのお声を良く聞くようになりました。
そこで、お口の中、外を集中的にケアするために、
「口腔内ケアレッスン」を新しくスタートしました!
第1回目の9月5日日曜日は、NPO法人日本フィジカルボイス協会で認定をいただいた
「スマイルごっくん体操」を中心に口腔内のケアをしました。
始める前と後に、同じ「数を数える数息呼吸法」で、声を出しました。
終わってからの皆様の感想は
「唾液がたっぷり出るようになった」
「声が、民謡の歌手のように伸びるようになった」
「のどが開いた感じで呼吸が楽になった」
「気持ちよく歌が歌えそう」
効果を実感していただくことができました。
第1回目の内容の中から、唾液腺のマッサージをご紹介します。
唾液は、20歳くらいがピークで、1ℓ~1.5ℓ分泌されます。
しかし年齢と共に分泌量は減っていき、70代では半分以下になるそうです。
唾液は、
風邪やインフルエンザなどの感染症の予防
食べものの飲み込みを良くする
たんぱく質を分解し疲労回復
逆流性食道炎(むねやけ)の予防
細菌の繁殖を抑え、口腔内を清掃する(口内炎・歯周病・虫歯・口臭予防)
など、とても大切な役割をしています。
ぜひ、唾液腺のマッサージを日常のセルフケアに加えて、お口の中を潤しましょう。
●唾液腺は、耳下腺、顎下腺、舌下腺と、3か所あります。
それぞれの場所を 優しくマッサージをしましょう。
●舌の筋肉を鍛えて、滑舌を良くしたり、誤嚥性配線の予防にもなるエクササイズを沢山ご指導しますので、【口腔内ケアレッスン】ぜひご参加をお待ちしております。
➀耳下腺:耳の下、顎関節の辺りを優しく円を描くように10回くらいマッサージします。
➁顎下腺:顎の骨の下に両手の親指または揃えた4本指を当てて、耳に近い側から中心に向かって、5か所くらい優しく押しましょう。一か所につき5回行いましょう。
③舌下腺:顎の骨の中心の下に両手の親指を当てて、前方に親指を滑らせるように5回くらいマッサージしましょう。