元気を育てるレッスン
全身が水風船になったようにイメージして、ただただ揺れてみましょう。
皮膚という皮の袋の中に水が入っていて、それがチャポンチャポンと揺れるようなイメージです。
慣れてきたら、どんどん力を抜いて揺れていきましょう。
血液の流れが良くなり凝りが改善されます。
様々な健康法に、揺れることの効能が表されています。
気功:振動功・・手首の力を抜いて掌を下に向けてお腹の辺りで、水をはじくように振りながら全身を揺らすと、体内の邪気が出ていく。また、同じように掌を上に向けておこなうと、良いエネルギー(運気)を引き寄せることができる。
ヨーガ:『ヨガの喜び』沖正弘著・・・長い間座っていると身体は緊張する。こんな時は、立ち上がったとき、体を揺するといい。体を揺すると筋肉がゆるみ、背骨の血行が良くなって、心が安定する。子守唄を歌いながら子供を揺らすと眠りやすいのはこのためである。
体は固定した姿勢を続けると、背骨が貧血し、筋肉が硬化する。たえず身体を揺することが、リラックス法であり、健康法である。
神道:『神ながら意識』矢加部幸彦著・・・神社という清らかな聖域には、振動数の高い波動が満ちています。(「千早振る」は、「神」の枕詞で、対義語は「荒ぶる」)
神様の御前では・・・神様の高い周波数に己を高め上げていくことこそが大事です。
ビッグバーンも、受精卵の分裂も、様々な命の活動は、振動無くしては起こりえません。
細胞を振動させるということは、生命エネルギーを上げることだと、やってみると実感します。
すっきりと、爽やかな大きな気持ちになるからです。
また、寒い時に行うと、ポカポカ全身が暖かくなります。
緊張した時、ストレスを感じた時、運動後、座り仕事の後、ぜひ習慣にしてください。
あなたの命がいきいきと活動を始めるのを実感するでしょう。