足裏刺激健康法

2018.5.28“読む”レッスン オフィシャルブログ

古くから、足裏を刺激すると健康に効果があると言われています。
今日はそんな足裏を刺激する健康法の中でも、
ご自宅で簡単にできる方法をご紹介します。

 

手軽に足の裏を刺激できる竹踏み使います。
竹踏みは、直径10センチぐらいの半分に割った竹を足で踏む刺激法です。
手に入らない方は、100円均一の健康グッズコーナーで売っているプラスチック製のものでも代用できます。

痛みのある方は、タオルなどをかけると踏みやすくなります。

 

普段平らなところばかり歩いているため、

足の関節の動きや甲の返りが悪くなっているものが、よく動くようになり平衡感覚も良くなります。

また静脈の血流がスムーズになってきます。

 

かかとを床に着け、指先で竹を踏んでアキレス腱やふくらはぎを伸ばすと、

心臓への血液の戻りが良くなる、またこむら返りが起こりにくくなります。

 

土ふまずで踏むと、生命の源をつかさどる腎経のツボ「勇泉(ゆうせん)」に刺激が伝わり、

全身を活性化します。

 

踵で踏むと、「失眠(しつみん)」と言うツボが刺激され、

浮腫、不眠症、足の裏の痛みに効果があります。

 

 

毎朝3〜5分ぐらいから始めて、慣れてきたら10分〜20分、30分と続けると、

1万歩歩いたのと同じような効果が得られるそうです。

 

足腰の弱い方は、柱などにつかまって行っていると、体全体の機能が回復していきます。

 

また、慢性的な病気などで入院している患者さんでもいくらか歩けるようになったら

リハビリとして少しずつ行うと回復を早くなります。

 

足の裏の刺激により、脳への血流も増え認知症予防効果もあるといわれています。

簡単で効果絶大です。

 

ぜひ試してみてください。

 

【参考文献】 阿部昇弘著「特効手足のツボ」主婦と生活社

 

【イラスト出典】 根本幸夫著「65症例から学ぶ実用東洋医学」池田書店

 

 

(持木和歌子)