元気を育てるレッスン
4月になりました。
外出の自粛、在宅勤務など、身体が縮こまっていませんか?
前かがみの姿勢が続いたり、家事のような手作業などをしていたりすると、だんだんと背中が丸くなり、胸もお腹が縮んできてしまいます。
大きく伸びをするだけでもかなり解消されますが、もっとしっかりお腹も伸ばして胸も開き、しかも体幹力をつけるエクササイズをご紹介します。
① まず、ひざ掛けくらいのブランケットや、少し硬めの弾力のあるクッションなどを、写真のようにみぞおちの裏辺りに入れて深く座ります。
クッションの厚さ、固さは、みぞおちでクッションを押して寄りかかってみて胸が苦しくない程度です。
②肩の力を抜き、ゆっくりと両腕を上げていきます。
ちょうどクッションのあたりから腕が伸びていくようなイメージです。
③指先で天井を突くようにしっかり腕を伸ばし、お尻でいすを押しながら、お腹もできるだけ伸ばして薄くします。
④クッションの上に胸が乗るようなイメージで、みぞおちから上を反らせ、腕を後ろで開き、息を吐きます。
注意)この時、腰が痛くなる場合はクッションが大きすぎたり、位置が下過ぎたりしている可能性があります。クッションの調整をしてからやり直してみて、それでも痛い場合は中止してください。
⑤吸いながら、みぞおちとお腹全体でクッションを押すことで、胸を起こし、そのままクッションを支点に、今度は胸や肩の力を抜いて息を吐きながら丸くなって行きます。
⑥みぞおちから上は完全に力を抜き、息を吐き切ります。
⑦みぞおちでクッションを押したまま、吸いながら胸から上の背骨をひとつひとつ立てていきます。
★ポイント
クッションの当たる位置が「みぞおちの裏」であること。
そして、みぞおちとお腹全体で常にクッションを軽く押して、そこを支点に背骨や胸を動かすこと。
肩や腕は力を抜いて、柳の枝がしなるように、ゆったり動きましょう。
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(内山尚子)