元気を育てるレッスン
脚をほぐすと軽くなり、全身の動きもスムーズになることは、レッスンを受けている皆さまは誰もが実感されていると思います。
しかし、ゆっくりほぐす時間がない、何を省略できるかわからない、という方に、比較的短時間でほぐせる方法をお伝えします。
少し強めの刺激が入りますので、朝の動きはじめや、外出する前、動き回って疲れた時などに行うと、シャキッとしてエネルギーが行き渡った感覚になります。
➀脚を投げ出して座り、つま先からつけ根に向かって手の平で擦っていきます。皮膚の上から全体に刺激を与えましょう。
➁脚のつけ根、股関節のすき間に親指を差し込むようにして、内外にコロコロと太ももを転がすように緩めます。
③軽く拳を握り、背中の手が届く位置から、背骨の両側の筋肉を叩いて降りてきます。骨盤まできたら、お尻の筋肉、お尻の側面、太もも外側と、少しずつ移動します。
太ももの内側は、つま先を少し外に倒し、つけ根から膝の方に向かって、拳で筋肉をそぎ取るように擦りながら当てていきます。
④膝の関節の周りを、いろいろな方向から手で擦り、膝のお皿を指で動かすように周囲をマッサージします。
⑤体から離れたところで左右の足の裏を軽く合わせ、ふくらはぎの内側を上から拳でストンと叩き落とします。腕の重さをうまく使いましょう。
⑥スネの骨の内側に親指を、外側の骨の際に他の4本の指先をかませるようにして、骨の際を指先でしごいてほぐします。
⑦ほぐした部分を擦りながら、ゆっくりと呼吸をつけて腰から前屈していきます。
一気に深くいかず、何度か繰り返しながら、少しずつ深くしていきましょう。
最後は少し止まって息を吐ききり、お腹を締めて背骨に寄せるようにしながら、骨盤からゆっくり上体を起こし、頭を最後に乗せてホッとします。
⑧片脚ずつ、両手の指を押し当てて、足首からふくらはぎ、太ももの裏側まで、筋肉にすき間を作るように流しながして緩めます。
身体を後ろに引いて、足と手を軽く押し合うようにすると、無理な力が入りません。
固いところや気になる張りなどがある場合は、その部分で手を止めてほぐしましょう。
⑨最後に膝裏に指を差し入れて、少し持ち上げ、力を抜いて踵をストンストンと振り落とすようにして膝の関節を緩めます。
両足終わったら、床に投げ出して、後ろの床に手をついて、つけ根から足先までリラックスしましょう。血流がよくなって流れる感覚や、動かした時の軽さや力の入り易さを感じることができるでしょう。
☆時間があったら、足の裏を叩いたり、足指でグーチョキパーなどをしておくと更に活動しやすくなります。
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