元気を育てるレッスン
歩いていて脚が重い、疲れやすいと感じることはありませんか?
もしかすると足の裏や指先が使われず、ペタペタとベタ足で歩いているかもしれません。
足指、足底、足の甲、足首の動きが悪く、上手に使えていないと、
地面をとらえて、蹴りだす力が弱く、脚全体の大きな筋肉を余計に使って疲れさせてしまいます。
また、関節にも大きな負担がかかり、膝痛、股関節痛、腰痛などに繋がります。
足指で床を押し、足底、足の甲、足首を柔軟に動かすことで、
フットワークが軽くなり、歩幅も広がります。
☆椅子やテーブル、壁などにつかまりながら行います。前かがみならずにつかまって立てる高さのものを探してください。
➀椅子などにつかまって、つま先をまっすぐ前に向けて立ちます。
足は揃えておくか、拳一つ分くらい開けてもけっこうです。
足の裏全体で床を押し、矛盾力を感じながら背骨をスッと伸ばしていきましょう。
➁少しつま先の方に重心を移し、前かがみにならないように、踵をあげて更に背骨を伸ばします。
③片方の踵をゆっくりと床に降ろしていきます。
この時、反対の指の腹、指の付け根はしっかり床を押して、できるだけ頭頂が低くならないように意識しましょう。
④片方の踵が床について、足裏全体で床ととらえたら、股関節と膝をゆるめ、重心を下げていきます。
この時、前かがみになったり、膝がつま先より前に出たりしないように気を付けましょう。
⑤両足で床を押しながら、まっすぐに伸びていきます。
⑥再び両足の踵をあげて、左右交互に繰り返していきます。
⑦次に、片方の踵をだけを床から離し、指の腹で床を押します。
この時、腰が傾かないように軸足の裏もしっかり床を押します。
⑧指の腹で押している力をゆるめ、つま先を床に立て、親指の先をチョンとつけます。
⑨続いてその親指の爪が床につくように、甲を伸ばして前に押し出します。
ここは、体重をかけてしまうと痛めてしまいますので、軸足に8割がた重心をおいてください。
⑩再びつま先を立て、指の腹を床につけ、踵を降ろします。
これも左右何回か繰り返しましょう。
⑪最後は、⑦で床を押した指の腹で、床を蹴って膝をあげていきます。
高く上げる必要はありませんので、足踏みをするように左右交互にリズミカルに行いましょう。
身体が左右に揺れないように、軸足は床を押し、頭頂は天井へ向かって矛盾力を感じながら行いましょう。
☆蹴り上げた膝が前に出ていくと、歩行パターンになり、後ろのつま先でしっかり地面を蹴る形に繋がります。
普段外を歩く時も、これをイメージしながら歩いてみましょう。
☆脚の中心線は第2指にあります。すべての動きで、この第2指のつま先、足首の中央、膝の中央、つけ根の中央が垂直なラインになるように意識しましょう。
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