全身が一本になる“スイミング”

2021.6.26“読む”レッスン オフィシャルブログ

肩や股関節が十分にストレッチされて、ストレスなく伸びていけるようになったら、

全身が水に浮かんで泳いでいるような、このエクササイズに挑戦してみてください。

 

体幹トレーニングは、お腹のインナーマッスルが大事と思われるかもしれませんが、

背中から腕や脚に繋がる筋肉もとても大事です。

お腹側と、背中側とがバランスよく働いていると、全身が一本に繋がって、手足はリラックスしてスイスイ動きます。

 

☆お腹の強さがないと、腰を痛めやすい体勢なので、気を付けて、十分に身体を動かしてから行いましょう。

 

 

➀うつぶせになり、顎を手の甲の上に載せ、軽くお尻を左右に振って、身体の力を抜いてゆるめます。

この時、恥骨を床につけ、左右の腰骨が均等に床につくようにセットします。

 

➁頭を起こし、肘を開いて床につき、拳を胸の前で合わせて軽く床を押して支えます。

脚は開き過ぎず、踵を内側に向けておきます。腰がきつくない幅で大丈夫です。

 

③肩甲骨の間に首をすくめたり、肩甲骨を引き下げて脇を締め、首を長く伸ばしたりします。

ちょうど亀が甲羅に首をうずめたり、甲羅から長く伸ばしたりするようなイメージです。

  

 

④首を伸ばして脇を締めた状態で、頭を少し低くし、腕を伸ばしてゆきます。

恥骨は床につけ、お腹を背骨に寄せて締めておきます。

 

⑤左腕を床から浮かせて遠くに伸ばします。肩から持ち上げず、背中の延長線に伸びていくようにしましょう。

右側と交互に何回か行います。

 

⑥脚を交互に床から浮かせます。高く上げようとせず、お腹から遠くに足が伸びていくようにイメージしましょう。

これも何回か交互に行います。

 

⑦右手と左足を斜めに引き合うようにして床から浮かせます。

左手と右足も行い、交互に繰り返します。

 

⑧ ⑦の動作を、手足が床につかないように交互に入れ替えて連続で行います。

どんどん手足が体幹を通して繋がり伸びていくイメージです。

 

⑨終わったら、顎の下に手を重ね、左右にお尻を揺らして、緊張をとりましょう。

ホッと力を抜いて、そのまま少し休みます。

 

 

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