カスタネット

2020.12.20“読む”レッスン オフィシャルブログ

肩の凝りは手指や肘、腕全体の緊張や固さが原因になることが多々あります。

パソコン作業、調理などの家事、力仕事、様々な要因で腕の使い方が人それぞれに変化していきます。

 

肩・肘・手首の関節は実はとてもいろいろな方向に動きますが、日常では同じ動き・方向にしか動かしていないことが多いため、筋肉の固さがアンバランスになってゆきます。

 

カスタネットは動きにくい方向や角度、左右差などを感じることができますので、ご自身の苦手な方向をよくストレッチしていくようにしましょう。

 

 

①立位または椅子に座って行います。

両腕をみぞおちの前で、大きなボールを抱えるように丸くして指先を向かい合わせます。

 

②指を少し開き、親指から順番に、指の腹を手の平につけては開く動作を各5回行います。リズムよく両手を一緒に動かしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

③小指まで終わったら、親指から1本ずつ指を折り、手を握っていきます。一度しっかり握ってから小指から1本ずつ開いてゆきます。

 

④ ③の動作を滑らかに行いながら、今度は手首や肘、肩の関節も内側から捻って螺旋を描くように動かします。そして、少しずつ腕全体を頭の上まで上げていきます。

指や腕の動きはフラメンコのダンサーのようなイメージで、カスタネットを叩きくように指を動かしながら、しなやかにくねらせて動かしましょう。

 

⑤さらに頭の上から横に開き、下まで降りたら後ろへ引きながら同じ動きを繰り返します。最後はみぞおちの前に戻ってきて、スタートポジションで止めます。

 

 

⑥次は小指から握り、親指から開きます。

 

⑦ ⑥の動きを滑らかに行いながら、手首、肘、肩を外へ捻りながら螺旋を描くように動かし、前から頭の上、横、下、後ろと、④⑤と同じようにしなやかに動かしましょう。

 

最初はぎこちない動きになると思いますが、わからなくなってしまったら、まずは指の動きに戻り、少しずつ手首や肘、肩も動かせるように練習してみましょう。

指先から肩までの筋肉がいろいろな方向に動くようになると、血流がよくなり方や首の凝りも緩和されます。

 

 

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